2026年6月10日 村田裕之の活動
中国本土で初めての出版が実現
2024年12月に中国本土での出版が決定、とお知らせしましたが、それから1年半が経過し、ようやく実現し、私の手元にサンプル本が届きました。
これまで私の著書のうち、4冊が韓国語版、繁体字版(台湾)でも出版されていますが、簡体字版(中国本土)での出版は初めてとなります。
出版元は、中国の人民郵電出版社有限公司 という大手出版社傘下の北京智元微庫文化發展有限公司という出版社で、中国では「筋の良い」出版社だそうです。
中国本土での翻訳出版に至った背景とは

コロナ禍が収まった2023年の後半から「日本のシニアビジネスの話が聞きたい」とのリクエストが中国から増えてきました。
私の講演会に参加した中国人に尋ねると「中国でも高齢化が進み、シニアビジネスへの関心が急激に高まっているが、何から手を付けていいのかわからない」といった声がよく聞かれました。
当時、「成功するシニアビジネスの教科書」は中国で出版されていないのか?とよく尋ねられ、私は「台湾で出版されている。香港でも入手できるはず」と答えていました。しかし、大陸の人が台湾版を買いにわざわざ台湾まで行くケースは少なかったようです。
拙著は2014年6月出版なので、既に10年経過していました。しかし、中国本土での潜在ニーズは大きいものの、対象となる教科書的な書籍がありませんでした。
中国の出版元が、日本でシニアビジネスのバイブルとして読まれていた拙著に目を付け、「中国本土でもそれなりの需要がある」と判断して、出版元(日経BP)にオファーしてきたとものと思われます。
中国でもリアルの書店は激減、ネット書店が主流に

中国人の友人に尋ねると、中国でもリアルの書店が激減しており、多くの本はネット書店で売られているようです。

一方、中国本土以上にネットの普及が進んでいる台湾で、「成功するシニアビジネスの教科書」の台湾版初版発売から9年後に増刷となっています。
手前味噌ですが、市場は大きいものの、複雑な要因が多いシニアビジネスの秘訣を体系的・構造的に解説した書籍がほとんどないため、ロングセラーになっているようです。
経済が減速気味で、少子化の速度も加速している中国でも新規事業としてのシニアビジネスの需要は大きいはずです。
中国人の訪日研修での村田講演会の様子





