2004年6月15日 Webook of the Day
松山真之助さんが主催する「Webook of the Day」の今日の一冊に「シニアビジネス」を取り上げていただきました。以下は、その抜粋です。
ひさびさにワクワク感のアドレナリンを感じさせてくれた本である
2000年前後、ネットビジネスの熱いエネルギーを感じて、
米国発の様々なビジネスにいちいち唸った記憶がある。
本書は、そんなビジネスの熱い胎動を<シニアマーケット>で感じさせてくれる。
米国は経済成熟先進国として、まだまだ学ぶものがある。
日米のベビーブ ーマー世代やシニア世代のニーズには共通点が多いことや、
アメリカでは シニアビジネスでも新規事業のスタートアップが多いからだ。
まずは市場認識から・・ 日本における今後の高齢者マーケットとして、団塊の世代がある。
いつも <ひとかたまり>の集団として認識されてきたこの世代は、本来マスではない。
圧倒的に人数が多いからといって、みんな同じ消費行動をとるわけではないのに、
なぜか、団塊の世代と聞いただけでそんな錯覚をしてしまう。
団塊の世代は、「多様性の集合体」なのだという。なるほど!
(中略)
実にへぇーなビジネスが紹介されている。 そしてそれらの考察が
小気味よく構造化されているのが好感だ。これは超オススメ!
シニアビジネスといえば、なんとなく辛気臭く感じていたが、
この本を読んで、面白くなってきた。うーん、いっちょう考えてみよう。
(そうだ、会社のシニアビジネス部門にも一冊あげとこう)