これからのシニア市場とフランチャイズ業界の役割

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2008年7月号 フランチャイズエイジ 特集 第36回(平成20年度)JFA通常総会

シニア市場は膨大で「100兆円のマスマーケット」などという人もいます。こう期待されるのは結構なのですが、これをビジネスという形で捉えようとすると、そう簡単にはいきません。なぜかというと、マスマーケットではないからです。

(中略)

日本社会の高齢化の進行とその対応政策、あるいはビジネスの対応ぶりについては、実は世界中が注目しております。何しろ2030年までには、アフリカの一部の国を除いて、世界中の主要国が高齢化社会になると予測されており、各国とも高齢化社会のロールモデルを探しているからです。たとえば、ここ数年、寿司をはじめ健康的な日本食がいろいろな国で注目されています。日本の食文化は優れています。この強みを生かして、ぜひ新しいフランチャイズ・ビジネスを創り出してください。

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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