日本初のカレッジリンク型シニア住宅の運営を開始

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2008年7月25日 高齢者住宅新聞

アンクラージュは、関西大学、社会開発研究センターとの連携で、日本初のカレッジリンク型シニア住宅の運営を8月に開始する。マンションの入居者は大学で講義を受けられ、大学の教授や学生との交流も図れる。保有資産となる所有権方式での販売となる。敷地内にケアレジデンス棟(介護棟)を併設し要介護者にも対応する。

(中略)

特色は、入居者が大学の講義やゼミに学生とともに参加できること。図書館や食堂などキャンパス内の施設も自由に利用できる。入居者が学生の講師役や相談役を務めるなど、密なコミュニケーションを図ることが可能だ。

アンクラージュ、関西大学、社会開発研究センターは06年6月の三者協定締結後、高齢者と大学、大学教授、学生による独自に開発した学習プログラムを試験的に運用。この運用の結果と米国の先進事例の検証に基づき、シニア住宅入居者に対し、2つのプログラムを実施する。

(中略)

「米国の事例によれば、カレッジリンク型シニア住宅の入居者は他の高齢者施設と比べ、総じて生活の満足度・充実度が高いという結果が出ている」(社会開発研究センター、村田裕之理事長)

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