100年時代賢く、元気、に自分らしく生きる 100年時代賢く、元気、に自分らしく生きる 100年時代賢く、元気、に自分らしく生きる

私の活動

My activities

スマート・エイジング(Smart-Ageing)とは、「個人は時間の経過とともに、たとえ高齢期になっても人間として成長でき、より賢くなれること、社会はより賢明で持続的な構造に進化すること」を意味します。

これは2006年に東北大学からの依頼で私が提案した概念で、私が所属する東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターの組織名にもなっています。

私は、24年間にわたる中高年向け事業と研究を通じて、個人のスマート・エイジングのためには、次の「三つの健康」が必要だと感じています。

一つ目は、自立して生活できるための「身体的健康」

二つ目は、元気でいきいきと過ごせるための「精神的健康」

三つ目は、自分らしく生きるための「社会的健康」です。

私の第一の活動は、この「3つの健康」を維持するための勘所を「スマート・エイジングの秘訣」として、主に中高年の個人の方にお伝えすることです。

第二の活動は、個人のスマート・エイジングを支える商品・サービスの開発や利用促進(シニアビジネス)を行う民間企業を支援することです。

そして、第三の活動は、これら二つの活動で得られた知見を、これから社会の高齢化が進む海外諸国に伝えることです。

私たちひとり一人が、高齢になっても元気であり続けることが何よりの社会貢献であり、それは国際貢献にもなるのです。

プロフィール

Profile

村田裕之(むらた ひろゆき)

村田アソシエイツ株式会社 代表取締役
東北大学特任教授
シンクタンク・ソフィアバンク アソシエイツ
村田裕之(むらた ひろゆき)

1962年新潟県生まれ。1987年東北大学大学院工学研究科修了。日本総合研究所等を経て、02年3月村田アソシエイツ株式会社設立、同社代表取締役に就任。06年2月東北大学特任教授、08年11月東北大学加齢医学研究所 特任教授、09年10月東北大学スマートエイジング国際共同研究センター(現:学際重点研究センター)特任教授に就任。わが国のシニアビジネス分野のパイオニアであり、高齢社会研究の第一人者として講演、新聞・雑誌への執筆も多数。

専門分野毎の活動紹介

Activities by expertise

スマート・エイジング

私は、スマート・エイジングを「エイジングによる経年変化に賢く対処し、個人・社会が知的に成熟すること」と定義しました。スマート(Smart)とは「賢い」という意味ですので、スマート・エイジング(Smart-Ageing)」は「賢く齢を加えていく」、つまり「人間として成長していく」という意味になります。世阿弥の言葉を借りれば、散ってしまった「時分の花」を振り返る後ろ向きの生き方ではなく、積極的に「まことの花」を咲かせようとする前向きな人生のあり方がスマート・エイジングです。私たちが「まことの花」を咲かせることは、年齢を重ねるにつれて物事の見方が深まり、視野が広がることで人生が豊かになっていくことを意味します。
関連著書

スマート・エイジング もっと詳しく・主な活動一覧

シニアビジネス

私は日本総合研究所に在籍していた1999年9月に「アクティブシニア市場」の可能性と情報化の進展による「スマートシニア」の出現を予想し、以来24年以上にわたって「シニアビジネス」に取り組んできました。
950以上の企業の事業支援に携わり、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、日本初のカレッジリンク型シニア住宅事業など、時代の一歩先を行く事業に取り組んできました。
また、国内での1500回を超える講演活動を通じて、超々高齢社会の課題を、民間主導の健全な収益事業で解決する「シニアビジネス」を主導してきました。
関連著書

シニアビジネス もっと詳しく・主な活動一覧

国際活動

2030年までに世界の多くの国が、国連が定義する「高齢化社会(高齢化率が7%を超える)」になります。世界各国が高齢社会問題への関心を年々強め、日本の動向を知りたがっています。私は2004年に世界最大の高齢者NPO AARPがロンドンで開催した国際会議に、唯一の日本人パネリストとして招聘されて以来、スイスでの世界エイジング・世代問題会議にチェアマンとして招聘、シンガポール政府主催SICEX2008の基調講演者に招聘されるなど多くの国際的な活動に取り組んでいます。
関連著書

国際活動 もっと詳しく・主な活動一覧

講演

Speech

スマート・エイジング
一般個人の方向けに、人生100年時代を元気に、自立して、自分らしく生きるための秘訣をスマート・エイジングの観点でお話ししています。企業の方向けに、社員の健康増進のための健康経営支援のヒントをスマート・エイジングの観点でお話ししています。
シニアビジネス
企業の方向けに、シニアビジネスの成功の秘訣をはじめ、市場の動向や業界別のテーマなど、さまざまな切り口でお話ししています。“シニアビジネスの本質”を突いた、目からうろこの話が凝縮した講演です。

メディア

Media

テレビ・ラジオ
関西テレビ 旬感LIVEとれたてっ!に生出演します
関西テレビ 旬感LIVEとれたてっ!「働く高齢者が過去最多に」へ生出演。働いている高齢者の実態はどうなっているか、働く高齢者が増えている理由は何か、長く働き続けるためのコツとはを解説予定
メディア
増刷決定!成功するシニアビジネスの教科書 中国語版
台湾は1人当たりGDPでは日本以上で、高齢化率でも日本の2005年頃、アクティブシニア市場への関心が高まってきた頃と同水準になった。台湾のシニアビジネス市場はこれからが本番だ。
新聞・雑誌
超高齢社会に適応するスマート・エイジングの思想、秘訣と取り組み
スマート・エイジングとは、個人は時間の経過とともに、たとえ高齢期になっても人間として成長でき、より賢くなれること、社会はより賢明で持続的な構造に進化すること。超高齢社会の加齢観。
新聞・雑誌
高齢者の就労を促すには何が必要か 制度面とサービス面
高齢者の就労割合を増やすには①在職老齢年金の上限50万を70万円に変更すること②単発就労(トライアル)機会を増やして求人と求職とのミスマッチを減らすこと。
テレビ・ラジオ
NHKサタデーウォッチ9で「エイジテック」を解説します!
2月3日午後8:55からのNHKサタデーウォッチ9「Bizトレ」で「エイジテック」について解説します。 エイジテックと言う言葉が最初に知られるようになったのはForbes19年2月1日号と言われています。
新聞・雑誌
定年退職後の居場所作り
記事タイトルは「定年退職後の居場所作り」だが、実は「定年退職」と言う形態や「退職後の居場所」の概念が変わりつつある。定年後も仕事を続ける人の割合が増え、ICT利用者が増えたことによる。

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