ソラミドごはん 知りたい!聞きたい!ごはんくんの旅
ウェブメディア『ソラミドごはん』に私へのインタビューを基にした記事が掲載されました。
『ソラミドごはん』は、「今日もごはんがおいしいな」と感じられるソラミド(=空のように自由で緑のように生き生きと、“自然体”なこと)な時間を提供しながら、「ごはん」の大切さについて探求・発信するウェブメディア。各地の農家さんと連携しこだわりのお米を販売するほか、ごはん(主にお米)に関する身近な疑問等のコンテンツを公開しています。
記事のテーマは「朝ごはんとウェルビーイングの関係性」。朝食にお米を食べることがウェルビーイングに繋がるとの情報は他にはないとのことで、インタビューの依頼をお受けしました。
今回の記事の特徴は2点。1つは、頻繁に耳にするウェルビーイングという言葉のそもそもの定義とその解釈について述べた点。もう1つは、おすすめの朝食メニューをコンビニで揃える場合、どれを選べばよいかについて述べた点です。
そもそも、ウェルビーイングとはどのような意味か?
ウェルビーイングは、英語Well-beingのカタカナ表記です。直訳すれば、”良い状態であり続ける”という意味です。
ウェルビーイングという言葉は、WHO(World Health Organization、世界保健機関)を設立したスーミン・スー博士が「健康とは、身体的・精神的・社会的にWell-being(ウェルビーイング)な状態」と発言したことから世に広まりました。
WHOが2021年に出した用語集Health Promotion Glossary of Terms 2021では、次の表記になっています。
Well-being is a positive state experienced by individuals and societies. Similar to health, it is a resource for daily life and is determined by social, economic and environmental conditions.
この文章では「個人や社会によって体験された前向きな状況」という表現をしています。少しわかりにくい表現ですが、自分だけが健康な状態ではなくて、周りの環境や経済状況、世の中全体が良い状態であることがウェルビーイングとのことです。
私の友人の米国人は、20年以上前からメールでの連絡の際、しばしば、”Be well”という表現を使っていました。日本語で言えば、「どうぞお幸せに」という感じでしょうか。
パン食の場合、全粒粉または米粉のパンならGI値が低い
米のご飯をお勧めしている理由は、パンに比べてGI(グリセミック・インデックス)値が低いためです。GI値が低い食べ物は、腹持ちがよく、血糖値の変動が少ないため、脳にブドウ糖が効率的に回りやすいためです。
一方、パン食であっても、全粒粉のパンや米粉のパンならGI値が低いため、代替できます。GI値の高いパンとは、漂白してある白いパンで、それに砂糖や糖分がまぶされているとさらにGI値が高くなります。
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