2012年3月7日 日経MJ
震災一年を機に全国約3000人を対象に食の安全問題に対する調査を実施
日経MJ一面「食の安全は今」という記事に村田のコメントが掲載されました。この記事は、日経MJが震災一年を機に全国約3000人を対象に、食の安全問題に対する調査を行ったものです。
71.5%の消費者が、安全意識が高まったと回答していますが、60歳以上のシニア層は8割近くに上っていることがわかりました。以下は村田コメントの該当部分の抜粋です。
東北大学加齢医学研究所の村田裕之特任教授は「高齢になるほど、身近な親兄弟や友人の病気、介護のつらい姿を知っていて健康への意識が高まる」と指摘する。
意外に高いのがシニア層の安全意識だ。調査で「震災・原発事故後、食の安全・安心への意識は高まったか」との問いに対して、60歳以上の8割近くが「はい」と答えた。割合は世代別で最も多く、子育て世代を上回る。原発事故から1年がたつ中で、60代の約8割が 「(安全への意識は)薄れていない」と答え、世代別で最も多い。
村田教授は「高齢者は食べる量が少なくファミリー層と違い、食材を替えてもコストアップが小さい」。生産者による独自検査済みの食品や、輸送費がかかる遠くの食材も継続的に購入しやすいとみられる。
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