日本初の試みとなるカレッジリンク型シニア住宅

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2008年8月10日 シルバー産業新聞

高齢者向け住宅を手がけるアンクラージュ(兵庫県尼崎市、東良隆社長)は、関西大学(大阪府吹田市、河田悌一学長)、社会開発研究センター(東京都港区、村田裕之理事長)と連携して、日本初の試みとなるカレッジリンク型シニア住宅「クラブ・アンクラージュ御影」(神戸市灘区)の分譲を開始した。

カレッジリンク型シニア住宅は、高齢者が若い学生と同じ場所で学ぶことにより、施設と大学が持つ資源を高め合うことを目指すもので、アメリカである施設形態。入居者は所定の要件を満たせば関西大学で開講される2,000以上の科目を履修でき、図書館や食堂も利用可能。

(中略)

村田理事長は「カレッジリンク型シニア住宅の入居者は他の高齢者施設と比べて生活の満足度が高く、要介護状態になる割合が低い」とアメリカの先行事例を挙げ、究極の介護予防になるのではないかと期待を込めている。

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