2006年12月9日号 南日本新聞 夕刊
同住宅は神戸市灘区の高齢者向け賃貸マンション「アンクラージュ御影」で、来春から入居の募集を始める。食事や掃除などの生活支援サービスや必要に応じて介護サービスが受けられるほか、ボールなども備える。関西大学(大阪府吹田市)と提携し、入居者の要望に応じたさまざまな出張講義をするほか、若者と一緒にキャンパスでの受講を希望する入居者のためにシャトルバスの運行も予定する。
(中略)
計画に携わった高齢化問題のシンクタンク、社会開発研究センターの村田裕之理事長によると、同型住宅には①学んだり、若い人と触れ合ったりすることで、高齢者が元気になる②若い学生が体験談などを聞き、生きた歴史が学べる―など双方にメリットがある。