毎日新聞  2006年10月11日号

新聞・雑誌

2006年10月11日  毎日新聞
 
団塊は眠らない
巨大でも「均一じゃない」

「例えばお遍路旅行なら何人参加と、かなり正確に予測できる」。
通信販売専門の旅行会社、クラブツーリズム(東京都新宿区)の広報担当、森田真理子さんは、団塊世代を中心に同社が積み上げた顧客情報の緻密さに自信を示す。

(中略)

シニアビジネスに詳しい調査会社、村田アソシエイツの村田裕之代表は、
「グルメに旅行と内容が幕の内弁当になった雑誌が苦戦した。雑誌に限らず、団塊を均一な巨大市場とみた企業は失敗する。ターゲットを絞り込むなど周到な準備が不可欠だ」と指摘する。団塊世代は一筋縄ではいかない。

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

村田 裕之をフォローする
メディア新聞・雑誌
シェアする
村田裕之オフィシャルサイト
タイトルとURLをコピーしました