カレッジリンク型シニア住宅とは?

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2007年4月号 いきいき

計画の中心メンバーで、社会開発研究センター理事長の村田裕之さんは、「入居者は、文学、歴史、哲学などの講義を大学生と一緒に受け、ゼミで語らい、学食や図書館などの施設も自由に使えます。大学という学び舎を、後半生を有意義に過ごす場にしてもらいたい」と、そのねらいを説明します。

(中略)

日本では初の試みですが、村田さんによれば「米国では10年前からある仕組み」だといいます。「入居者も一方的に学ぶだけでなく、ときには人生の先輩として、若い学生の相談相手や講師役にもなります。それが入居者を若々しくいきいきとするのです。実際、米国の私立大ラッセル・カレッジと連携する施設では、入居者の平均年齢が83歳と高齢にもかかわらず、要介護率が3%未満と極めて低くなっています。いくつになっても学び続けることが、薬も不要な究極の予防医療になるのです」。

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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