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2007年7月7日号 日本経済新聞 生活コミュニティ

大学と高齢者向け住宅メーカーなどが連携し、入居予定のシニア層の介護予防や生涯学習を支援する事業が進行中だ。関西大学を舞台に「カレッジリンク型シニア住宅」と呼ばれる国内初のプロジェクト。その狙いや可能性、今後の課題などについて、旗振り役の一人、同大学の奥純文学部長に報告してもらった。

(中略)

カレッジリンク型シニア住宅のプロジェクトは国内では初めてだが、米国では20校近くの大学ですでにお手本がある。

たまたま2005年に日本私立大学連盟発行の「大学時報」に社会開発研究センター現理事長の村田裕之氏が、米国での取り組み事例を紹介していた。その記事をきっかけに文学部内で検討が始まった。折しも「自由な学びの場」づくりに向けた学内の組織改革の時期とも重なった。

(中略)

カレッジリンクがナレッジリンク(知縁)を生み、教授陣も学生もシニアの方も、いずれもがウインウイン(有益な)の関係に。学びの場の活性化のカギは、そこにあると考えている。

(本文より抜粋)

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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