神戸は大学連携 図書館や講義も

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2008年7月4日 朝日新聞

高齢者向け住宅の運営を手がけるアンクラージュ(兵庫県尼崎市)が、関西大学や財団法人社会開発研究センター(東京)と提携して建設していた高齢者向け住宅が神戸市灘区に完成、今月から販売を始めた。入居者が大学の講義に出席したり図書館を利用したりできる。

名称は「クラブ・アンクラージュ御影」。約280戸で敷地内に介護棟も併設している。関西大が入居者を履修生や聴講生として受け入れるほか、月に1~3回程度、ゼミや勉強会を住宅内で開く予定だ。第1期の販売は59戸で、広さ54.85㎡、価格は4,500万~1億2,930万円。

大学と連携する高齢者向け住宅は「カレッジリンクシニア住宅」と呼ばれ、約10年前から米国で始まった。全米で私立や州立の約60の大学が実施しているという。

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