香港理工大学アクティブ・エイジング研究所のアドバイザーに就任

香港理工大学のアクティブエイジング研究所アドバイザー就任 国際活動
香港理工大学のアクティブエイジング研究所アドバイザー就任

2013115日 香港理工大学(The Hong Kong Polytechnic University)

香港理工大学は香港・九龍地区にあるモダンな都市型大学

111日付で香港理工大学(The Hong Kong Polytechnic University)のアクティブ・エイジング研究所(Institute of Active Ageing)の国際アドバイザーを務めることになりました。

香港理工大学は、設立19年の香港で最も若い大学ですが、非常にアグレッシブで実践的な大学です。キャンパスは、香港・九龍(カルーン)地区でもっとも賑わいを見せる商業・文化地域である尖沙咀(チムサーチョイ)にあり、大変モダンな都市型大学です。

大学の名の通り、技術系大学でありながら、かつ、実践的な学問を尊重する実学志向の強い大学です。その一端が観光学部に見られます。

観光産業を学問としてとらえ、新たなサービスを考案し、かつサービス産業に必要となる人材を育成するためにキャンパスのすぐそばで大学直営のホテル(ICON)を運営しています。

このホテルは地元では斬新なデザインのホテルとして大変有名で、ロビーには壁一面を庭にしたてた「バーティカル・ガーデン」が設置されるなど、野心的なデザインです。

ちなみに、ホテルを運営している大学としてはアメリカのコーネル大学が有名ですが、ここは世界で2番目の大学だそうです。

健康と社会科学とを統合した学問の追及を目的とするヘルス&ソーシャルサイエンス学部

 今回私がアドバイザーを務めることになったアクティブ・エイジング研究所が所属する学部は、ヘルス&ソーシャルサイエンス学部といいます。文字通り健康と社会科学とを統合した学問の追及を目的としている学部です。私が知る限り、日本ではこのような学部は聞いたことがありません。

香港は英語と広東語を標準語とするため、国際色が豊かであり、人的交流が盛んです。このため、最近ではアジアでの大学ランキングでもトップクラスになっています。

しかし、高齢化対応については、まだ端緒に着いたばかりで、むしろ日本に多くを学びたいと思っています。日本としては、そう思われているうちに、より人的交流を進め、信頼関係を深めることが大切です。

アクティブ・エイジング研究所

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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