2013年9月21日 ミスター古希
本日より、仙台市に拠点を置く第一エージェンシーの主催、河北新報社の協力による出版プロジェクト「Mr.古希」の原稿募集が始まりました。
このプロジェクトは、超高齢社会を迎え、定年後の生き方を模索するビジネスマンに、全国各地から募集する豊かなシニアライフの実例を紹介する、いわば「第2の人生の参考書」として出版するものです。
大賞作品には賞金10万円が進呈。大賞以外の優秀作品(49作品)にも賞金3万円が進呈されます。優秀作品50選は「Mr.古希」として2014年4月に出版、全国の書店で販売を予定しています。
また、このたび縁あって、私が審査委員長の大役をお引き受けすることになりました。
実は本プロジェクトは、主催者である第一エージェンシーと協力者の河北新報社が拠点を置く宮城県発であることに大きな特徴があります。本プロジェクト企画の背景を次にご紹介します。
ミスター古希 プロジェクト企画の背景
東日本大震災で甚大な被害を受けた私たち宮城県民は、
「命の大切さ」、「生きることの尊さ」を改めて考えさせられました。
先の東日本大震災で、宮城県は1 万人を超える方々が犠牲となりました。
それぞれの人生をそれぞれに謳歌されていた方々を一瞬のうちに飲み込んだ大震災。
幸いにして難を逃れた私たちは鎮魂とともに
改めて「命の大切さ」、「生きることの尊さ」を考えさせられました。
一度きりの人生、ならば精一杯いきいきと悔いなく生きていこう。
それが犠牲になった方々へのせめてもの、はなむけになる。
くしくも超高齢化社会に突入した今の日本で、これから第2の人生を歩まれる方々のために、悠々人生をおくられる先達の生き方を公募し、「第2の人生の参考書」として出版しようと考えたものです。
本件は一度きりの人生の大切さを改めて思う被災地・宮城発の出版企画です。
日本の国民的課題「シニア時代の活力ある生き方」をテーマに!
ご承知のように団塊世代が続々と定年退職を迎え、高齢者の仲間入りをする現在、実に日本の65 歳人口は25% を超過しています。一方で年金支給開始が引き上げられ、生涯現役が求められる時代背景を迎えています。
こうした背景から、世界でも類例のない超高齢社会を迎えた日本の国民的課題、それは「シニア時代の活力ある生き方」ではないでしょうか。
身近なシニア達の生き方エッセイを広く公募し、出版いたします!
高名な学者や著名人による老後論ではない、市井の、普通のシニアの生活実感のある生き方こそ、実践的に参考になる実例であり、広く、日本全国から公募した作品を集大成して出版いたします。
様々な職業の方々の貴重な人生経験と豊かなシニアライフを紹介し、これからの老後生活の指針に役立てていただこうというものです。