7つの「壁」を破り戦略展開 団塊・シニアビジネス 7つの発想転換

新聞・雑誌

電通報 2006年5月15日

シニアビジネス」モデルの指南書

本書には、「シニアビジネス」で日本が世界から尊敬される存在にという強い思いがある。
日本の消費を支えてきた団塊世代が2007年より順次定年退職を迎える。企業は、この世代の高齢化に備え、様々な事業アプローチを行ったが、戦略通り展開できず悩んでいる。

その現状を、一、市場調査。二、顧客開拓。三、商品営業。四、商品開発。五、顧客維持。六、収益向上。七、新規事業という七つの「壁」がクリアできていないと分析、定義した。

そして、これらの七つの「壁」には、市場の多様性が強まっている問題とそうした市場に柔軟に対応できていない組織の問題が存在していると主張している。それが日本企業の滞りと捉えた。

これらの「壁」をクリアして、現代の高齢社会に相応しい商品やサービス、制度を生み出すための、「シニアビジネス」モデルの指南書としたい。

タイトルとURLをコピーしました