7つの「壁」を破り戦略展開 団塊・シニアビジネス 7つの発想転換

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電通報 2006年5月15日

シニアビジネス」モデルの指南書

本書には、「シニアビジネス」で日本が世界から尊敬される存在にという強い思いがある。
日本の消費を支えてきた団塊世代が2007年より順次定年退職を迎える。企業は、この世代の高齢化に備え、様々な事業アプローチを行ったが、戦略通り展開できず悩んでいる。

その現状を、一、市場調査。二、顧客開拓。三、商品営業。四、商品開発。五、顧客維持。六、収益向上。七、新規事業という七つの「壁」がクリアできていないと分析、定義した。

そして、これらの七つの「壁」には、市場の多様性が強まっている問題とそうした市場に柔軟に対応できていない組織の問題が存在していると主張している。それが日本企業の滞りと捉えた。

これらの「壁」をクリアして、現代の高齢社会に相応しい商品やサービス、制度を生み出すための、「シニアビジネス」モデルの指南書としたい。

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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