関西大学との「カレッジリンク」を実現する高級シニア住宅が完成

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2008年9月 月刊レジャー産業資料

また目玉ともいえる「カレッジリンク学習プログラム」は、社会開発研究センター理事長 村田裕之氏の企画・監修のもとに実施。関西大学・千里山キャンパスで実施する「オンキャンパス・プログラム」は、正規学生として登録をすれば同大学が展開する約2,000以上の講座から自由に受講できる(1学期・1講座当たり2万8,000円の費用が必要)。

一方、同施設内のホールや多目的室などで開催される「オンコミュニティ・プログラム」では、同大学の教授陣のほか、外部有識者や入居者自身が講師役となるなど、さまざまな学習プログラムを計画しているという。また関西大学の学生との交流なども積極的に行なう予定だ。

「カレッジリンク型シニア住宅を04年5月に日経新聞で紹介してから、ようやく日本での第1号が完成しました。学ぶ意欲が高く、知的好奇心で結ばれた人が集う“知縁コミュニティ”という生活環境が、要介護率を下げるというデータもアメリカにはあります。㈱アンクラージュでは、東北大学と学術指導契約を結び、“脳トレ”や認知症を回復させる“学習療法”で知られる東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授の指導のもと、カレッジリンク型シニア住宅が高齢者の脳機能改善に与える影響について研究も進めていく予定です」(村田氏)。

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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