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シニアの3大不安

産経新聞 20121012日号 くらしナビ

シニア層は健康不安、経済不安、孤独不安の3つを抱えている

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中高年向け事業の企画などを行う「村田アソシエイツ」代表で、東北大学特任教授の村田裕之さんは「シニア層は健康不安、経済不安、そして生きがい不安ともいえる孤独不安の3つを抱えている」と指摘する。

脳梗塞や脳卒中、認知症などに対する懸念と、膝や腰など運動機能の低下を恐れ、加齢とともに増加する経済力に対する不安などに加え、健康だがすることがない、生きがいを持てないという不安だ。

村田さんは「孤独不安は認知症の出発点になるなど3つは互いにリンクする。年齢に関係なく、病気や介護など本人を取り巻く環境で一変する」とし、「心と体の2つの元気を保つことが大切」と訴える。

60代以上はパソコンを使いこなし、たくさんの情報を手にしている。物事を複眼的に見る目を養い、本当に必要なものを選択して充実した人生を楽しんでほしい」とエールを送る。

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この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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