2006年5月1日 日本経済新聞 2006年5月1日号
「『粋』が残る日本橋の魅力」
日本橋は、東京各所からはもとより、埼玉や千葉からもアクセスしやすい.。その上、職・住・遊がそろっている。これが日本橋の魅力だ。
約六百八十万いる団塊世代は、ひとくくりではなく、本人や家族のライフステージや嗜好(しこう)の変化など個人の都合で行動する。だから、「世代の特徴」より、「個人の都合」というミクロな視点が重要だ。加えて、団塊世代より上の世代を見ると、男性より女性が多い。女性の方が長生きだからだ。今後は女性の視点を街づくりに取り入れる必要があるだろう。
「求められる日本橋の姿」