産経新聞 2006年7月14日

新聞・雑誌

2006年7月14日 産経新聞 

知識吸収、生活に張り

高齢者向け共同住宅の入居者を対象に、大学の教育プログラムを提供する日本で初めての取り組みが、平成20年度から関西大学文学部(大阪府吹田市)でスタートする。米国で始まったこの「カレッジリンク型シニア住宅」は、団塊世代の大量退職を目前にして、アクティブシニア層の生涯学習需要が高まるなか、「知識」をキーワードに、生活の質を重視する試みとして注目を集めそうだ。

(中略)

少子化が進み、全国の大学で学生の囲い込みが激しくなっている。そんななか、カレッジリンク型シニア住宅の試みには、高齢者を大学に引き込みたいという思惑もあるのだろうが、地域住民の学習需要に応える生涯学習機関としてモデルケースにもなりうる。

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

村田 裕之をフォローする
メディア新聞・雑誌
シェアする
村田裕之オフィシャルサイト
タイトルとURLをコピーしました