読売新聞 2006年7月20日

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2006年7月20日 読売新聞

カレッジリンク型シニア住宅 本格始動ヘ

高齢者向け共同住宅(有料老人ホーム)の入居者に大学の教育プログラムを提供する「カレッジリンク型シニア住宅」の構想が動き始めている。高齢者の知的好奇心を満たし、生き生きとした高齢期を過ごしてもらうことが狙い。少子化が進み、学生の確保が厳しくなっている大学にとっても、活性化のメリットが期待されている。

(中略)

社会開発研究センターの村田裕之理事長もアメリカでの事例を踏まえ、「高齢者もただ学ぶだけでなく、時には若い学生の相談相手になったり教えたりすることもある。それが入居者を若々しく生き生きとさせ、老人ホームのイメージも一新する」とそのメリットを強調する。

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