フロンティアエイジ 2006年11月1日号

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2006年11月1日号 フロンティアエイジ

わが国では初めとなる「カレッジリンク型シニア住宅」の建設が、神戸市灘区土山町で進んでいる。入居者である高齢者はシャトルバスで大学に出かけ、好みの講義を学生と一緒に聴く。サークルなどにも参加してキャンパスライフを楽しみ、知的好奇心や生涯学習意欲を満たして生活の質を高めようという狙い。財団法人社会開発研究センター(東京都)の呼びかけで、関西大学文学部(大阪府吹田市)と株式会社アンクラージュ(兵庫県尼崎市)の3者が提携、08年度からの実現を目指す。大学側はシニアと現役世代の間のネットワーク形成と併せて学生確保も目論む。少子高齢時代を映す“鏡”ともいえる試みだ。

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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