2023年3月28日 8:45頃から フジテレビ「めざまし8」
4月1日から現在60歳となっている国家公務員と地方公務員の定年が61歳に引き上げられます。その後も2年ごとに1歳ずつ引き上げ、2031年度に定年を65歳とすることが決まっています。
定年延長とは、定年の上限年齢を延長することです。企業の場合、以前は定年を60歳とするのがほとんどでした。
しかし、政府が2013年に施行した『高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(高年齢者雇用安定法)』により、2025年4月から「65歳までの雇用確保」が義務づけられたのです。
2023年の現在は経過措置期間となっており、2025年4月までに下記いずれかの対応を必ず行う必要があるため、各企業の課題となっています。
- 65歳までの定年延長
- 65歳までの継続雇用制度(雇用延長・再雇用制度)の導入
- 定年制の廃止
今回の動きは、企業で先行している制度を公務員にも適用するものです。
この制度導入の意味は何か?メリット、デメリットは何か?年金制度との関係はどうなるか?などを解説する予定です。
また、フランス政府は今月初め、年金受給年齢を62歳から64歳に引き上げる法案を強行採択したが、これに抗議するデモが連日続いています。フランスで起きていることとの共通点、相違点についても解説予定です。
フジテレビ系の全国放送ですので、よろしければご覧ください。会社勤めのある方は、録画でご覧いただければ幸いです。