高齢社会ジャーナル 2007年3月号

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2007年3月号 高齢社会ジャーナル
 
随分愛用しているバスタオルを思い出した。下ろしたては水を余り吸わない。しかし、何度も洗濯をくりかえすと、肌に馴染み、よく吸水する。人間の脳もそうやって進化していく。ただし、タオルと違って、脳は老い知らず?「脳は若返る」との確かな研究、エピソードは新しい事実を生んだ。  

アメリカの精神科医の研究成果に着目したのは、まさに老い知らずの脳を持つシニア界の大御所。監訳者のあとがきにも、衰えを知らない脳細胞を読み取ることができるであろう。

高齢化社会。それは「賢者大国日本」を表す言葉に生まれ変わった。進化し続けるシニア世代に驚嘆するばかりだ。

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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