最新家電にシニア視点 キーワードは高性能・軽量・安心・健康

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読売新聞関西版 2014213

家電におけるシニアシフトの動向

読売新聞関西版「最新家電にシニア視点」というタイトルの記事で、以下の通りコメントが掲載されました。

シニアの消費行動に詳しい東北大特任教授の村田裕之さんは「家族の人数が減り、加齢による体力の低下や健康不安を覚えるシニアにヒットする家電の特徴は①小口化②軽量志向③健康志向――が備わったものだが、まだ数は少ない。高齢化が進む中、シニアが使いやすい条件を満たした製品には注目が集まっており、今後、市場が拡大する可能性がある」としている。

家電業界はシニアシフト対応が遅れ気味でしたが、ようやく昨年頃からシニア視点を考慮した商品が少しずつ登場しています。今回の記事で取り上げられていたのは、次の商品です。

1. 小型炊飯器:三菱電機 本炭釜3.5合炊き、タイガー魔法瓶 土鍋IH炊飯ジャー3合炊き

2.一杯ずつ抽出するコーヒーメーカー:UCC上島珈琲 ペリカプラス

3.小型軽量掃除機:パナソニック プチサイクロン

これらの商品はシニアだけでなく、それなりの品質を求める独身の方にも受けそうなものになっています。ただ、小型の割に(小型化して高性能にしているために)価格が高めなので、経済的に余裕のある年配層が購入すると思われます。

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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