日経ヴェリタス 2011年3月6日~12日号
「世界一の超高齢国家・日本はシニアビジネスで世界のリーダーになれる」
私は一貫してこう言い続けてきましたが、ついに日経ヴェリタスがそうした記事を「美点凝視の経済学」として特集しました。
私たちが日本の「弱さ」と思ってきたことの中にも「強さ」は潜んでいる。たとえば高齢化問題
シニアビジネスコンサルタントの村田裕之氏(東北大学特任教授)は言う。「米国でも、福祉先進国の北欧でも、高齢者サービスは『日本に学べ』が合言葉なんですよ」。
きめ紬かさが求められる医療・介護、のみ込みやすくておいしい食事、安全と効率が必要な老人ホーム運営―――国内のシルバー市場で鍛えられた「医・食・住」の担い手企業は、世界で通用する潜在力を特っている。