日刊工業新聞 2011年3月7日

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日刊工業新聞 2011年3月7日

副題に「相続・認知症・老人ホーム…について知っておきたいこと」とある。

米国に「サンドイッチ世代」という言葉があるそうだ。老いた親と養育義務のある子どもに挟まれた世代のこと。姑と嫁にも、会社では上司と部下に挟まれ苦労の多い40-50代の世代だ。  

多くのサンドイッチ世代は忙しく高齢期の問題を知る時間も、考える時間も乏しい。そこに老いた親の諸問題が突然降りかかる。対応は難しい。

シニアビジネスに詳しい著者は多くのトラブルを見て、事前に手を打てば問題発生を予防でき、起こってもダメージ軽減が可能なことを知り、「高齢の親とその家族が遭遇しうる諸問題」という視点から執筆した。

①70歳を過ぎたら元気なうちにやること②身体が不自由になってきたらやること③判断能力が不自由になってきたらやること④もっと根本的なトラブル予防策―の4部構成でやるべきことを説いている。 (ダイヤモンド社刊=03・5778・7240、1,575円)

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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