毎日新聞 2006年9月20日号  

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2006年9月20日号 毎日新聞 

関大文学部 国内初の取り組み
バスで直結 現役と肩並べ聴講

米国の高齢者ビジネスに詳しい同研究センター理事長で、東北大学特任教授の村田裕之さんによると、最大の特徴は、入居している高齢者のいきいきとした表情。アメリカ・マサチューセッツ州ニュートン市の私立大、ラッセル・カレッジと連携する施設「ラッセル・ビレッジ」は入居者の平均年齢が83歳だが、要介護状態の人は210人中5人で3%に満たない。「通常、開所5年後の要介護率は10%程度ですが、カレッジリンク型では極めて低い割合になっています」と村田さんは説明する。

入居待ちが出るなどの人気で、村田さんは「大学の施設を自由に使えて、若い世代と一緒に学び活動できる。人間にとって最も知的な楽しみは『学び』ではないでしょうか」と話す。

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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