日本初の試みとなるカレッジリンク型シニア住宅

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2008年8月10日 シルバー産業新聞

高齢者向け住宅を手がけるアンクラージュ(兵庫県尼崎市、東良隆社長)は、関西大学(大阪府吹田市、河田悌一学長)、社会開発研究センター(東京都港区、村田裕之理事長)と連携して、日本初の試みとなるカレッジリンク型シニア住宅「クラブ・アンクラージュ御影」(神戸市灘区)の分譲を開始した。

カレッジリンク型シニア住宅は、高齢者が若い学生と同じ場所で学ぶことにより、施設と大学が持つ資源を高め合うことを目指すもので、アメリカである施設形態。入居者は所定の要件を満たせば関西大学で開講される2,000以上の科目を履修でき、図書館や食堂も利用可能。

(中略)

村田理事長は「カレッジリンク型シニア住宅の入居者は他の高齢者施設と比べて生活の満足度が高く、要介護状態になる割合が低い」とアメリカの先行事例を挙げ、究極の介護予防になるのではないかと期待を込めている。

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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