コロナ禍で強まる「感情ヒューリスティック」の罠

ネット
なぜ球場で飲むビールは美味いのか?

PRESIDENT Online 2021年10月1日

プレジデント・オンライン『なぜ野球場で飲むビールは格別においしいのか…その理由は「生ビールだから」ではない:「感情ヒューリスティック」の罠』と題したコラムが掲載されました。

実はこの記事は8月29日の日経MJへの寄稿『球場ビール、うまさの「正体」』の続編です。MJをご覧になったプレジデント編集者の方から要請を受けて寄稿したものです。

ヒューリスティック(heuristic)とは心理学用語で、緻密な論理で一つひとつ確認しながら判断するのではなく、経験則や先入観に基づく直感で素早く判断することを言います。

感情ヒューリスティック(Affect heuristic)とは、人が「感情的な要素」で判断してしまい、そこに付随するメリットやリスクも感情によって判断してしまう傾向をいいます。

私はコロナ禍により「感情ヒューリスティック」が世の中全般で強まっていると感じています。こうした傾向が過度に強まると社会が危うい方向に流れやすくなります。コラムに「感情ヒューリスティックの罠」と呼べる具体例を示していますので、ぜひご一読下さい。

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この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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