20歳の頃に何をやるかが大切:郡山の思い出

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福島民報 10月26日

私にとって郡山は懐かしく特別な場所です。最初に社会人として歩んだ会社の最後の仕事場が郡山のすぐそばの本宮(もとみや)だったからです。

東京から本宮に行く際に必ず郡山を通り、時には一杯やった場所でした。その郡山に降りたのは28年ぶり。駅も立派になり、駅から講演会場のビッグパレットふくしままでの道のりは、すっかり立派な通りになっていて、昔の面影はありませんでした。

しかし、自分の記憶に残っている郡山と本宮での、汗と涙の思い出は一生消えることがありません。

あの仕事に出会ったこと、当時一緒に汗をかいた人たちとの出会いがあったからこそ、今の自分があるといってもよい。一生に一度、最初で最後の20代での出会い。

昔、立花隆の著書に「20歳の頃」というのがありました。20歳の頃に何をやるかが大切だという内容でした。

私が社会人として歩み始めたのは25歳からでしたが、やはり20代での体験はどれも鮮烈でした。もちろん、当時でも仕事に追われ、時間がなく、20代なのでカネもあまりありませんでした。しかし、その分だけ「もっとこうしたい」「あそこに行きたい」という情熱とエネルギーにあふれていました。

日本の学生は内向き志向が強まったとか言われますが、世間の一般的な話はどうでもよく、20代に一生懸命何かに取り組むことが大切だと思います。

「福島でもできる健康ビジネスのヒント」で基調講演します

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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