2007年2月号 ＴＨＥＭＩＳ
働きたい理由は、「経済的」だったり、「社会とつながっていたい」など、個人によってさまざまだ。働き方も、「同じ会社で継続雇用」「再就職」「起業」など、いろいろな選択肢がある。共通するのは、子どもの学費や出世レースに縛られず、「やっと好きな働き方ができる」ということだ。
「一番気をつけなければならないのは、かつて在籍していた会社や地位など、自分の過去にすがりつかないこと」というのは、中高年の働き方に詳しい財団法人社会開発研究センターの村田裕之理事長である。
（中略）
前出の村田氏は、「これからは、地域のいろいろな立場の人たちと上手に付き合っている女性の“バランス感覚”を身に着けるべきです」という。
