介護新聞 2011年3月10日号

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高齢期の親の問題へ対処法、予防策等示す
村田東北大特任教授が「親が70歳を過ぎたら読む本」を発刊  

親の老後に備えて子は何をすべきか―。東北大加齢医学研究所の村田裕之特任教授が、「親が70歳を過ぎたら読む本 相続・認知症・老人ホーム…について知っておきたいこと」=写真=をダイヤモンド社から発刊した。  

問題やトラブルの多い高齢期の親を持つ人を対象に、「悩みを持つ人の役に立てれば」と執筆。高齢期に関わる知識を包括的に集約している。  

親が?元気なうちにするべきこと?体が不自由になってきたら?判断能力が不十分になってきたら―の各ステージで構成。老人ホーム選びの心構え、相続、要介護認定、成年後見制度など、それぞれの段階で起こり得るトラブルの対処、予防に向けた知識を解説。  

さらに、根本的なトラブル予防策として認知症予防、筋力の維持・強化についても紹介。相続でのもめごと防止のため家族会議の重要性も説いている。 定価千五百七十五円。四六判二百二十八㌻。問い合わせは?03(5778)7240。

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