保険毎日新聞 2011年3月11日

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保険毎日新聞 2011年3月11日
 
世話をしないといけない老親と養育義務のある子どもに挟まれた「サンドイッチ世代」と言われる40、50代。本書は、そんな現役ビジネスパーソンを対象とした実用書だ。

老人ホーム選び、相続トラプル、認知症による生活トラフルなど「高齢期の親に関わる諸問題」のトラブル予防と対処法をテーマ横断的に分かりやすく整理したもの。また、最近特にトラブルの多い老人ホームや介護施設の選び方については、類書にない独自の内容となっている。

70歳を過ぎると、生前は介護にまつわる問題、死後には相続にまつわる問題が発生する。これらのトラブルを未然に防ぎ、仮にトラブルが起きてもダメージを最小限に食い止めるための「対処法」を伝えることを試みたものであるとする著者は、「不要なトラブルを起こすことなく、親子のきずなを深め、良好な親族関係を構築するための″新しい生活常識″として現役世代の方の役に立つならこれほどうれしいことはない」としている。

著者の村田氏は東北大学大学院工学研究科修了後、日本総合研究所などを経て2002年3月に村田アソシ工イツを設立。多くの民間企業の新事業開発・経営に参画し、わが国シニアビジネス分野のパイオニアとして常に時代の一歩先を読んだ事業に取り組む一方、高齢社会研究の第一人者として講演や執筆などで活躍している。

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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