経済界 8月3日

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2004年8月3日  経済界「経済界8月24日号」

消費不況の打開策としてこの10年余、マーケットが求め続けてきた「シニア・団塊市場」。

だが、そのマーケティングがことごとく失敗したのは、デフレ不況の襲来を見るまでもない。

いまだその総括さえでき得ない段階での本書の指摘は、その先進国アメリカでの事例が豊富なだけに示唆に富んでいる。

成熟社会、市場の飽和、顧客満足がいわれ続ける中、「不満」「不安」「クレーム」なども同程度に噴出している。ヒントは「集団」ではなく、あくまで「個」が鍵のようだ。

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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