シニア世帯の不便をサポートする「ミスター・ハンディマン」
 
  2003年4月号 第3回
村田裕之

リタイアしたシニアは、会社勤めが
なくなることで外出機会が減り、
情報チャネルも少なくなりがちだ。

このため、困った時、何か必要になった時に、
どこに問い合わせればよいのかわからない、
あるいは情報探索自体がおっくうという人も多い。

このような人たちに対して、
問い合わせれば、自宅に来てくれたうえ、
不安・不便を解消してくれるサービスが
いくつか登場している。
その中で注目を浴びているのが、
「ミスター・ハンディマン」というフランチャイズだ。

ハンディマンとは「雑役夫」の意味。
主に一人暮らしのシニア向けに、
通常の専門業者がやらない、 ちょっとした大工仕事から部屋の額縁の取付け、
雨トイ掃除
などの「雑役」を ひとまとめにしてサービスする。

00年からフランチャイズを開始し、本部はミシガン州Ann Arborにある。
現在アメリカ国内で82店舗展開し、02年度最速成長フランチャイズの40位に
ランクされている。

アメリカでは、ドアや風呂場の修理、家具の不具合の修理などは自分自身でやる、
「DIY(Do it Yourself)」の文化が強い。
しかし、高齢シニアには、このようなDIYができず、
日常生活で不便を抱えている例が意外に多い。

ハンディマン・サービスとは、いわば「DIY代行サービス」といえる。
高齢化の進展で生まれた新たなニーズに、ITを活用して付加価値を高めた、
成熟社会における新しいサービス形態だ。

(本文より抜粋)

 

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