男の未来市場が花開くか 死ぬまで学び続けたい

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日経ビジネス 2006年10月30日号

広がる消費の男女格差

「専業主婦率の高い団塊女性は、既に子育てから手が離れ、団塊男性より10年ほど早く主婦業を引退したのを機に、趣味やボランティア、地域活動に力を入れる一方、旅行やグルメ、ショッピングなど、セカンドライフを思う存分楽しんでいる人たちがたくさんいる」(シニアビジネスに詳しい村田アソシエイツ代表の村田裕之氏)

(中略)

「3F市場」に希望の光 男の未来市場が花開くか?

米国で10年ほど前に登場し、現在までに計画中のものを含めると60程度の施設を数える。米国の事情に詳しい村田アソシエイツ代表の村田裕之氏によると、「人気のある施設では定員210人が4ヵ月で満員になり、今も140人が空きを待っているという状態」だという。

(中略)

「米国のカレッジリンク型シニア住宅では、開所5年目の要介護率が3%に満たないというデータがある。日本における要介護率の平均は、通常5年で10%、10年で20%を超えると言われるから、頭を使うことが老化防止の効果も発揮する」(村田氏)

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