のんびる 2007年12月号

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2007年12月号 のんびる

編集後記
 
年金支給繰上げに対応して、雇用義務年齢が引き上げられた。しかし、定年後再雇用の職場は、そう居心地はよくないようだ。給与は大きく減るし、社内での位置もまた中途半端。しかし、この「リタイア・モラトリアム(猶予期間)」が団塊世代にとって新しいライフスタイルを作るチャンスだと主張するのは、多くの事例でシニアビジネスの方向性を示してきた村田裕之氏が出版した『リタイア・モラトリアム』(日本経済新聞社)だ。子育てもずいぶん前に卒業し、今まさに定年という自分にひきつけて「チャンス」を実感する。人生、一度しかない。同世代の知人の他界後、一層その思いが強くなった。

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