特技を伝え 生きがいに シニアのスキルシェア

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工芸や添削、多彩な相談 シニアのスキルシェア

3月18日 静岡新聞、山陰中央新報、沖縄タイムズ、琉球新報ほか

なぜ、人は高齢になると「誰かの役に立つこと」に価値を感じるの

共同通信による私への取材を基にした記事が全国の新聞に掲載されました。内容は、インターネットの仲介サイトを活用した「スキルシェア」がシニアの間にも盛んになってきたというものです。

沖縄の民芸品制作の特技をもつ人は「生徒さんに喜んでもらえるのが何よりうれしい。少しでも誰かの役に立てると、生きている価値を感じます」と語っています。

また、法務省で長年公文書作成に携わった男性は「正しい日本語を求めている人は多いです。利用者に喜ばれることが、大きなモチベーションになっています。年金生活だけでは寂しいじゃないですか」と言います。

さらに、大手電機メーカーを早期退職した男性は「孫の世話やジム通いなどマイペースを守りつつ、自分の経験や知識を活かしたアドバイスができる。生活にメリハリができ、充実している」と話しています。

今回の記事に登場する人たちが口を揃えて言っていることは「誰かの役に立つこと」に価値を感じていることです。

では、なぜ、人は高齢になると「誰かの役に立つこと」に価値を感じるようになるのでしょうか?

この問いに対する私なりの考えを「スマート・エイジング 人生100年時代を生き抜く10の秘訣」の「秘訣その9 他人(ひと)の役に立つことをする」に詳細を述べています。ご興味のある方はぜひご一読下さい。

スマート・エイジング 人生100年時代を生き抜く10の秘訣

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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