『シルバー産業新聞』
      半歩先の団塊シニアビジネス

 
「ホーム・エクスチェンジ」という新しい旅の形
 
 

2008年5月10日号 第15回

村田裕之
 

米国や欧州には、希望の休暇期間と行き先が一致した人どうしが互いの家を交換しあうという「ホーム・エクスチェンジ」というサービスがある。

(中略)

ホーム・エクスチェンジというサービスは、必要としている人どうしを仲介するものの、具体的な交渉は基本的に当事者どうしの責任で行う仕組みである。だから、仮に問題が起きたとしても、「分別のある大人どうしで解決してよ」という雰囲気が強い。大人を自立した一人の人間とみなし、自分のことは自分でやるという自己責任の社会規範が根底にあるために成立しているサービスなのだ。

(中略)

一方で、海外でのロングステイなどを実施する場合、ずっとホテル滞在では高くつくので、より価格の安い滞在先を求めるニーズは大きい。世界中どこにでもある画一化されたチェーン・ホテルに泊まるよりは、その国の文化や習慣を体験できる個人の家に泊まれるほうが、旅の醍醐味ははるかに増す。

 

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