『先見経済』  
    次代の成熟社会を支える スマート・エイジング・カンパニーの挑戦
             

 

第8回 ピュア・サポート グループ おとなの学校

 
 

2010年9月1日号 先見経済

 
 

「学校」という名の高齢者施設

高齢者施設を「学校」に変えて、業界に新風を巻き起こしているところがある。熊本市に本部があるピュア・サポート グループが運営する「おとなの学校」がそれだ。

学校という名前だが、施設の分類では「介護老人保健施設(通称 老健)」や「老人デイサービスセンター」などになる。ただ、そのサービススタイルが「学校」なのだ。

おとなの学校は、〇六年六月、介護老人保健施設「博寿園」を『おとなの学校 本校』に改称し、「学習療法」を取り入れた認知症高齢者の専門ケアサービスとしてスタートした。入所の条件は、通常の高齢者施設と同じ。年齢層はおおむね七〇代以上の高齢者である。

だが、おとなの学校では、施設への入所を「入学」と呼び、退所を「卒業」と呼ぶ。入学から卒業まで通常三カ月間、「学習療法」(詳細は本連載四月号を参照)などを授業形式で行い、その成果を三ヶ月ごとの成果発表会で発表してもらう。また、「卒業」時には卒業式も行う。




 

お問い合わせはこちら

 
 
 
Copyright© Hiroyuki Murata  All Rights Reserved