『先見経済』  
    団塊・シニア市場のゆくえ
             

 

ターゲットをしっかりと特定し、人々のニーズに応えることが重要になる

 
 

2009年5月1日号 先見経済

第29回 そこに住む高齢者だからこそ成立するビジネス
 

シリコンバレーというとインテルやグーグルといったIT関連あるいはネット関連ビジネスの印象が強い。しかし、この地にはシニアビジネスの動きも案外多い。

スタンフォード大学のそばにクラシック・レジデンス・バイ・ハイアット(CRbH)という全米でもトップクラスのCCRC(Continued Care Retirement Community継続ケアつきリタイアメント・コミュニティ)型の高級シニア住宅がある。その名前のとおり高級ホテルチェーンのハイアットの関連会社が経営している。コンシェルジュサービスやハウスキーピング、ヴァレットパーキングなど高級ホテル並みのサービスとプール、レストラン、フィットネス、図書館など充実した設備が特徴だ。

CCRCは全米に二二〇〇箇所以上あるといわれているが、このシリコンバレーにあるCRbHは群を抜いている。

ビジネスとして成功させたいなら、「誰」に対して、「何の価値」を提供するのかをはっきりさせる。これがシリコンバレーのシニアビジネスからのメッセージである。




 

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