金融の枠にとらわれない、シニアの方々の心を豊かにするサービスづくり
このたび、野村ホールディングスが主催、野村証券、野村総合研究所、野村不動産の野村グループが運営する野村アクセラレータプログラム「VOYAGER(ボイジャー)」のメンターに就任しました。
このプログラムは、次の5つを特長とするベンチャー企業向けの新事業開発支援活動です。
1.社会課題を解決する5つのテーマ
野村グループ・野村総合研究所・野村不動産グループから、「本気」で解決したい社会課題を想定して募集テーマを掲げ、共感いただけるベンチャー企業の方々と新事業開発を目指します。
テーマ1:金融の枠にとらわれない、シニアの方々の心を豊かにするサービスづくり
テーマ2:テクノロジーの力による金融情報の信頼性向上
テーマ3:多様なライフスタイルにおける新たな資産の持ち方・贈り方・遺し方の提案
テーマ4:消費者と企業の強い結びつきの創出
テーマ5:ライフスタイルの多様化に対応する暮らしの環境づくり
2.現場のエース人材が専任でフルサポート
各社から、ビジネスの最前線で活躍するエース人材が専任サポーターとしてプログラムに参加し、新事業開発をフルサポートします。
3.野村グループの豊富なアセットとネットワークを共有
各社の多彩なアセットを共有し、豊富なネットワークを活かして、投資家、弁護士等、
必要となる各種専門家へのアプローチを支援します。
4.事業提携・出資の検討
プログラムを通じ、参加企業との事業提携・出資を検討いたします。
なお、出資を受け入れる義務はありません。また、出資を確約するものでもありません。
5.オフィススペースの提供
プログラム参加者は、イベント&コミュニティスペース「dots.」の一部を、無料でご利用いただくことが可能です。テクノロジストを中心とした約5万6千人を誇る会員が利用する空間を提供することによりチームアップをサポートします。
私の担当は、テーマ1です。金融系サービスのトップ企業である野村グループが、敢えて「金融の枠にとらわれない」というテーマ設定をされたことに、次のステップアップのための強い意気込みを感じます。
一方、「シニアの方々の心を豊かにするサービスづくり」というテーマは、考えようによって無限に考えられます。しかし、従来の福祉サービスのような税金投入型ではなく、受益者負担によるビジネスの形でないと、超高齢社会・日本では持続可能になり得ません。
ここに新たな知恵と創造性が必要であり、そうした事業を開発したいベンチャー企業こそ、本プログラムで求められています。