AARP国際会議 リタイアメントの再創造のレポートが公表されました

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2005年5月10日 AARP Reinventing Retirement Conference Proceeding

リタイアメントという言葉は「自己の存在意義の喪失」を意味する

昨年の11月17日から19日にロンドンで世界最大の高齢者NPO AARPが主催し、ファイナンシャルタイムズが共催し開催された国際コンファレンス「Reinventing Retirement」 (リタイアメントの再創造) のレポートが公表されました。

日本人招待スピーカーとして参加した私もフルカラー1ページの写真でご紹介いただきました。

いま、アメリカだけでなく、ヨーロッパの先進各国で、老後の生き方が変わりつつあります。アメリカにおいては、リタイアメントという言葉は、”Loss of Identity”、つまり「自己の存在意義の喪失」と呼ばれています。

悠々自適型のハッピーリタイアメントは終焉

かつて、ハッピーリタイアメントと呼ばれた悠々自適型のライフスタイルではなく、年齢に関わらず、社会と深く関わり、自己の成長のために生きつづけるライフスタイルが求められています。

このコンファレンスでは、AARPの主催により、欧米各国の政策担当者、ビジネスマン、NPOのリーダーが一同に会し、21世紀の高齢社会のあり方について徹底的に議論しました。

AARPからは、ビル・ノベリ会長はじめ、主要メンバーが勢ぞろいするほか、各国のエイジング分野のトップクラスの専門家が集まりました。

コンファランスの様子は、AARP国際会議:世界の注目を浴びる日本をご一読ください

この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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