「退職者のための第三の場所」の解説でフジテレビニュースジャパンに出演します

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20134423:40頃 フジテレビ系列 ニュースジャパン

「退職者のための第三の場所」の本質は、会社を辞めて毎日行く所のなくなる退職者のための社会的居場所

44日の23:40頃からフジテレビ・ニュースジャパンに「退職者のための第三の場所」の解説で出演することになりました。(インタビュー出演)

昨年団塊世代の最年長者が65歳になったことから、再び退職者向けの新たなビジネスが注目されています。そのような動きの一つとして、退職者の時間消費ビジネスが増えています。

番組ではそうした動きに焦点をあて、いろいろな事例を取り上げますが、その共通点は「退職者のための第三の場所」です。実はこのコンセプトは、私が拙著「シニアビジネス」や講演などで10年前から提唱してきたものです。

「第三の場所」とは、もともと社会学者のレイ・オルデンバーグ(Ray Oldenburgが、かつて自著「The Great Good Place」の中で家庭(第一の場所)でもなく、職場(第二の場所)でもない「第三の場所」が社会的に重要な機能を担っていることを指摘したことで有名になった言葉です。

この言葉を発展させ、米国のマザーカフェ・プラスにヒントを得て、「退職者のための第三の場所」が今後、広く求められていくことを提唱してきました。このコンセプトは、大きな反響を呼び、その後多くの方が、具体的なサービスに反映していきました。

しかし、拙著「シニアビジネス」でも述べたとおり、「退職者のための第三の場所」は、カフェだけが唯一の形態ではありません。「退職者のための第三の場所」の本質は、会社を辞めて毎日行く所のなくなる退職者のための社会的居場所です。したがって、カフェ以外のいろいろな形態が考えられます。

また、「退職者のための第三の場所」は時間消費の場所ですが、単にシニアが時間を消費するだけの場所をつくるだけではビジネスとして成立しにくいことに注意が必要です。この点は拙著「シニアシフトの衝撃」第6章、第7章で詳細に述べていますのでご一読いただけるとその意味がよくお分かりいただけると思います。

シニアシフトの衝撃 超高齢社会をビジネスチャンスに変える方法 | 村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ
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この記事を書いた人
村田 裕之

村田アソシエイツ株式会社代表取締役、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジングセンター特任教授

日本の中高年向け事業開発プロデューサー、起業家、社会学者。専門は中高年を対象とした事業開発と消費行動分析、日本と諸外国の高齢社会研究、スマート・エイジング論など。

1999年に日本で初めて「アクティブシニア市場」の重要性を指摘し、情報武装した高齢者「スマートシニア」の出現を予言した。2004年に「シニアビジネス」という言葉を初めて公に提唱し、女性専用フィットネス「カーブス」の日本への紹介、NTTドコモ「らくらくホン」の商品開発支援、関西大学とのカレッジリンク型シニア住宅の創成など、950以上の企業の事業開発に携わっている。日本におけるシニアビジネス分野の第一人者として知られている。

2006年に東北大学からの依頼でスマート・エイジングのコンセプトを提唱し、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターの設立に参画。スマート・エイジング・カレッジを11年間主宰し、市民の健康リテラシーの向上とのべ406社との産学連携を推進してきた。

シンガポールに拠点を置く Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsにより2018年5月に「Global Ageing Influencers」に、2024年5月に「Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur(スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家)」に選ばれた。

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