2012年5月10日 NHK総合テレビ「おはよう日本」特集まるごと 「広がる!“孫ビジネス”」
団塊世代の祖父母とその孫との関係性から生まれる消費に着目した「孫ビジネス」が再び注目
さる5月10日に放映されたNHKおはよう日本「広がる!“孫ビジネス”」の内容がNHKのサイトでチェックできます。私がこのトレンドの解説役としてインタビュー出演した時のものです。
この番組は朝の人気番組のため、放映後、多くの方から「番組見たよ!」という連絡をいただきました。一方、残念ながら通勤途中だったり、うっかり録画をし忘れたりという方もいらっしゃったようでした。
サイトではあいにく映像を見ることはできませんが、どのような事例が取り上げられていたか、どんな放映内容だったのかの概要がテキストと画像でわかるようになっています。
今年は団塊世代の最年長者が65歳になり、退職者が急増すると予測されており、新たなビジネスチャンスととらえている企業が増えています。そのような動きの一つとして、団塊世代の祖父母とその孫との関係性から生まれる消費に着目した「孫ビジネス」が再び注目されています。
従来の「孫ビジネス」といえば、孫の誕生を機会としたベビーベッドやベビーカーなどの育児用品から始まり、幼稚園や小学校入学を機会としたランドセル、勉強机などの学習道具、七五三などのお祝い品などが典型でした。
しかし、最近の「孫ビジネス」では、たとえば、三世代同居を考慮した住宅や三世代が一緒に楽しめる旅行商品、遊園地など従来型の商品に留まらない広がりを見せています。
5月10日の番組では、なぜ今、こうした新たな「孫ビジネス」が盛んになっているのか、その社会的背景についてコメントしました。特に近年増加が続いている「近居(きんきょ)」による消費行動の変化についてお話ししました。