『シルバー産業新聞』
      半歩先の団塊シニアビジネス

 

中高年と幼児にうける自然食ビジネス

 
 

2010年9月10日号 第43回

村田裕之
 

自然食体験が見込み客を本当の客にする

引き合い先には、まず長野市内の幼稚園に見学に来てもらい、その園長と自園給食について語り合ってもらう。その後、「みーるマ〜マ」に移動し、ミールケアにおける食材、調理、おもてなしなどを体験してもらった後、使用食材を出荷している「みーる農園」を見学してもらう。

ここでは、関東からはるばるやって来た幼稚園の理事長たちが、自分でもぎ取ったトマトをまるかじりし、子ども向けのミニきゅうりを自分の手でもぎ、味噌をつけて食べ、自然の野菜の美味しさを実感してもらう。

その後、再び幼稚園に戻り、「みーる農園」で採れた野菜が給食に並ぶ様子を確認する。参加者は自分が実際に見た食材が給食になっている現実に感動する。

そして、これら一連の流れを「食育」として講師役であるミールケアの栄養士や調理師が園児たちに教える。 これらの体験を通じて自分の五感で実際に確かめ、良い感触を得た幼稚園関係者は、まず一〇〇%自園給食の導入を決断するとのことだ。

このようにシニア向けビジネスのノウハウは、子供向けにも応用できる例が多い。逆もまた真で、子供向けのノウハウがシニア向けに応用できる例もある。異なる世代を横串で見る水平思考が大切だ。

(本文より抜粋)

 

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