『シルバー産業新聞』
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テレビ番組で脳が活性化する?

 
 

2010年1月10日号 第35回

村田裕之
 

私たちの額の後ろのあたりに脳の前頭前野という領域がある。この前頭前野は、私たち人間を「人間たらしめている」次に挙げる高次の機能を担っている。 @ 思考する A 行動を抑制する B コミュニケーション(対話)する C 意思を決定する D 情動(感情)を制御する E 記憶をコントロールする F 意識・注意を集中する G 注意を分散する H 意欲を出す

また、前頭前野は、命令を発することで脳の他の領域の機能が働くという点で、「脳の司令塔」ともいえる重要な役割も担っている。

ところが、テレビを見ている時の脳は、後頭葉と側頭葉しか使われず、前頭前野と頭頂連合野には抑制がかかる傾向が強い。 だから、テレビを長時間(一日五、六時間以上)見ると、前頭前野を含む他の部位を使わない時間が睡眠時間(八時間程度)も含めて相対的に長くなる。 このような生活スタイルが常態化すると、脳の機能が低下し、認知症になるリスクが高くなる可能性がある。

一方、東北大学加齢医学研究所・川島隆太教授監修のもと、仙台放送が制作・放映している「テレビいきいき脳体操」は、テレビ番組で脳が活性化するという世界唯一のものである。テレビ番組で脳が活性化する理由は、番組の内容自体が脳を活性化させる性質のものになっているためだ。

(本文より抜粋)

 

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