『シルバー産業新聞』
      半歩先の団塊シニアビジネス

 
平均寿命100歳時代のビジネス(2)
 
 

2009年3月10日号 第25回

村田裕之
 

現在の高齢者の定義は65歳以上となっている。ところが、40年以上前には高齢者の定義は55歳以上だった。つまり、高齢者の定義は平均寿命の関数であり、平均寿命の延びと共に変わっていく。したがって、平均寿命が100歳になった場合、65歳の人をもはや高齢者とは呼ばないだろうし、現在は後期高齢者などと呼ばれている75歳の人ですら高齢者とは呼ばれないだろう。

(中略)

一方、仮に、ほとんど病気もせず、健康で過ごせるとしても、毎日の生活を維持する食費などの生活費は必要となる。さらに、65歳で仕事を辞めても生活に困らないだけの経済的余裕があり、健康で過ごせるとしても、65歳以降何もせずに100歳まで過ごすのは大変な苦痛だ。つまり、寿命が延びると、その分だけ「健康」「お金」と「生きがい」が必要になる。平均寿命100歳時代にはこれらをどうサポートするかが、これまで以上に求められていく。

 

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