『シルバー産業新聞』
      半歩先の団塊シニアビジネス

 
年金がなくても安心して生活できる国・シンガポール
 
 

2008年11月10日号 第21回

村田裕之
 

シンガポールには公的年金制度がない代わりにCPFと呼ばれる国による強制預金制度がある。CPFとはCentral Provident Fundの略で、勤労者が定年退職後また不慮の事故等で働けなくなった場合に経済的な保障をするための制度として1955年に創設された。このCPFが日本の公的年金と比べて優れているのは次の点だ。

(中略)

シンガポールに移住して働いている日本人は、この制度を知ると、日本の年金はバカバカしくて払っていられない、という。

(中略)

われわれ日本人は、長い間、国の制度に対して何の疑問も持たずに当たり前のものとして受け入れてきた。しかし、それは、国の制度を決定し、運営する政治家や役人は高い倫理観をもつ公僕であるから、 彼らがやることは正しいのだという暗黙の前提があったからだ。

 

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